2012年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻

社会システム特論(Advanced Lecture on Social Systems)[1608]


2単位
遠藤 和義 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 社会システムは多数の主体、技術、資源、法制度等の複雑な関係によって構成され、企業、環境、建築、都市等の様々な実体をなす。この授業では、その総合的な理解を助けるシステム的思考をまず理解し、対象に所在する問題の発見、その創造的解決を理論、手法、ソフトウエア等を用いて可能とする。具体的には、前半の輪講でシステム的思考の基礎と応用を学習し、後半の2つのモデリングで具体的な課題設定にもとづき、ゲームやシミュレーション、最適化等による問題解決を体得する。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス:講義の概要の説明と受講者のバックグラウンドの把握
2.社会システムとは:複雑な対象をシステム的思考で理解する
3.社会システム輪講1:システム的思考の基礎と応用を輪講形式で学ぶ
4.社会システム輪講2
5.社会システム輪講3
6.社会システム輪講4
7.社会システムのモデリング1:市場、契約、企業、環境、建物経営等をコンピュータ上にモデル化し、主にゲーミングソフトウエアよって問題解決を体得する
8.社会システムのモデリング2
9.社会システムのモデリング3
10.社会システムのモデリング4:プレゼンテーション
11.プロジェクトマネジメントシステム1:建設、商品開発等の具体的な課題設定にもとづいてソフトウエア上にモデル化したプロジェクトを対象とし、シミュレーション、最適化による問題解決を体得する
12.プロジェクトマネジメントシステム2
14.プロジェクトマネジメントシステム3
15.プロジェクトマネジメントシステム4:プレゼンテーション

<成績評価方法及び水準>
出席および数回のプレゼンテーション、レポートによって採点する。

<教科書>
毎回講義資料を配布する。

<参考書>
初回講義で説明する。

<オフィスアワー>
講義の前後に対応する。

<学生へのメッセージ>
建築学専攻の院生の受講も歓迎します。

 

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