2012年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築歴史意匠特論(Architectural History and Design)[4607]


2単位
中島 智章 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
藤森 照信 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
[藤森]日本の建築を知る。
[中島]ここ2000年の建築の歴史の中でも、いくつかのもっとも重要な建築理論書の購読を行う。これらは、いわゆる建築計画系分野(狭義の建築計画、歴史意匠、建築設計など)にたずさわるにあたって、本来は最低限押さえておくべき基本文献である。

<授業計画及び準備学習>
[藤森]
1〜7.建築を訪れ考える
[中島]
8. ウィトルウィウス著『建築十書』
  シュンメトリアとデコル、ビルディング・タイプ論
9. アルベルティ著『建築術論』
  壁構造の建築モデル、建築と装飾の関係
10.ヴィニョーラ著『建築の五つのオーダーの規則』
  オーダー理論の構築と普及  
11. ロージエ著『建築史論』
  軸組構造の建築モデル、建築の起源論
12〜14.レポート発表

<成績評価方法及び水準>
各教員が課すレポートの平均点が60点以上の者に単位を授ける。レポートは全て提出しなければならない。

<教科書>
[藤森]教科書は授業の時に指示する。また参考書等は講義中に紹介あるいは配布する。
[中島]授業毎に配布するレジュメ。

<参考書>
[中島]中島智章:『図説パリ 名建築でめぐる旅』、河出書房新社、東京、2008年。

<オフィスアワー>
授業前後。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.