2012年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

電気機器特論(Electrical machinery and equipment)[5204]


2単位
森下 明平 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 最近脚光をあびている新・省エネルギー電磁力応用システムについて最新の技術を学ぶ。低炭素社会へ向けて機器の省エネ化が促進されつつあり,それにはどのような技術・装置があるかを知る。

<授業計画及び準備学習>
1 電気機器に求められるもの
2 IPMSMモータ(1) 原理・構成
3 IPMSMモータ(2) ベクトル制御
4 IPMSMモータ(3) 制御法と出力範囲
5 IPMSMモータ(4) 構造と設計法
6 IPMSMモータ(5) センセレスドライブ
7 磁気浮上    (1) 各種方式と基本原理
8 磁気浮上    (2) 超電導誘導反発式
9 磁気浮上    (3) 高温超電導体のピン止め効果
10 磁気浮上    (4) 反磁性体
11 磁気浮上    (5) 常電導吸引式
12 磁気軸受
13 ベアリンレスモータ
14 コアレス発電機
15 レポート

<成績評価方法及び水準>
課題に対するレポート提出にて成績を評価する.60点以上を合格とする.

<教科書>
武田洋次・松井信行・森本茂雄・本田幸夫 共著「埋込磁石同期モータの設計と制御」オーム社

<参考書>
電気学会 磁気浮上応用調査専門委員会 編「磁気浮上と磁気軸受」コロナ社

<オフィスアワー>
木曜日15時―16時。事前に電子メール ct13328@ns.kogakuin.ac.jp でアポをとってください。

<学生へのメッセージ>
電気自動車でもっとも使われているIPMSMモータと磁気浮上を例に電磁力応用システムの研究開発そのものについても学んでほしい。

 

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