2011年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築造形特論(Theory of Design in Architecture)[5206]


2単位
澤岡 清秀 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現代建築家の空間を構想する発想の源と思考のプロセスを、建築家自ら語る言葉の中から読み取り理解する。

<授業計画及び準備学習>
現代建築家の中でも特に思索的で独特の作風をもつスイスの巨匠ペーター・ズムトーがドイツで行ったレクチャーの記録が、"Atmoshperes"というタイトルで出版された。この本(英語)を原語で熟読して、ズムトー作品の成立の背景にあるズムトーの空間、素材、音などの五感に訴えかけるものへのまなざしと、それらを作品に反映していく方法論について学ぶ。
1. ズムトーの説明
2. introduction
3. Preface
4. p.10-17
5. p.18-25
6. p.26-33
7. p.34-41
8. p.42-49
9. p.50-57
10. p.58-65
11. p.66-73
12. まとめ
13. 予備日

<成績評価方法及び水準>
各自が分担担当した章の翻訳および解説分析のプレゼンテーションの評価、および期末のレポート、さらに出席点を加味して最終評価とする。

<教科書>
Peter Zumthor, "Atmospheres", Birkhauser

<オフィスアワー>
月曜日 17:00〜17:45

<学生へのメッセージ>
英語としては平易な文章で語られているが、内容は深いので、じっくり味わいながら読んでほしい。

 

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