2011年度工学院大学大学院・建築学専攻
環境マネジメント特論(Selected Lecture of Environmental Management)[1311]
2単位 漆崎 昇 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 自然環境と近年発生した環境問題を概説し、ISO環境マネジメント規格、企業活動における取組み事例を示し、環境マネジメントシステムとその重要性を理解する。また、環境問題と建築との係わりを理解し、持続可能な社会への建築のあり方に関する考察力を取得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 環境問題の歴史と各種の環境問題
2. 環境問題への国際動向 3. 地球環境問題 4. 環境問題への企業の法対応と環境倫理 5. 環境マネジメントシステム 6. 環境マネジメントに関わるツール 7. 環境コミュニケーションと環境経営 8. 持続可能な社会と建築
- <成績評価方法及び水準>
- 講義における課題レポート及び討議参加状況により評価。
- <教科書>
- ・ 配布資料
- <参考書>
- ・ レイチェル・カーソン:沈黙の春、新潮文庫、1991
・ メドウズ他:ローマ・クラブ「人類の危機」レポート 成長の限界、ダイヤモンド社、1972 ・ 地球環境研究会編:5訂 地球環境キーワード事典、中央法規、2008
- <オフィスアワー>
- 講義後に質問、意見を受け付けます。
- <学生へのメッセージ>
- 地球規模の環境問題がクローズアップされており、あらゆる分野の活動にとって、重大な要件になっています。これからの皆さんの活動・仕事が、持続可能な社会づくりに影響を与えることが考えられます。この講義で、環境問題の現状認識、要因などの分析及び理解力を身につけ、専門分野に役立ててもらいたい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|