2011年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

計算機応用工学特論(Computer Application Engineering)[1701]


2単位
神田 太樹 非常勤講師

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現代社会は、高度情報化社会であると同時に感性の時代とも言われ、社会全体が人間重視・生活重視の傾向にあり、今後この傾向は一層強まるものと思われる。このような状況の中、様々な工業製品の開発や設計において、ユーザビリティ等消費者の側にたった取り組みが必要である。そこで、ここでは、日本で誕生した感性工学(Knasei Engineering)の観点から、多変量解析等の人間の感性を分析・評価する方法の理論と計算機を用いた応用について学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.感性工学の誕生とその後の経緯
2.人間の感性の構造
3.感性工学で用いる各種多変量解析の概要
4.主成分分析の理論と感性評価・分析への適用
5.因子分析の理論と感性工学への応用
6.判別分析による感性評価・分析
7.正規分布からの順序統計量を用いた順序データの感性評価
8.サーストンの一対比較法による心理物理学的感性評価
9.シェッフェの一対比較法による統計的感性分析・評価
10.AHPの概要および均衡モデルと誤差モデルの理論
11.AHPの誤差モデルにおける等単位尺度構成
12.支配型AHPによる感性評価・分析
13.一対比較法における一意性の係数、一致性の係数と整合性の判定
14.5段階評定法に摂動理論の概念を用いた人間の微妙な心理を反映する感性評価法
15.感性工学の今後の展望

<成績評価方法及び水準>
毎週の授業における演習の結果やディスカッションにおける積極性、問題意識の持ち方などを総合的に評価する。

<教科書>
数理的感性工学の基礎(海文堂)、長沢伸也・神田太樹共編

<参考書>
感性をめぐる商品開発(日本出版サービス)、長沢伸也編
 感性商品開発の実践(日本出版サービス)、長沢伸也編

<オフィスアワー>
新宿(1214、月曜19時過ぎから授業開始まで)

<学生へのメッセージ>
大学院生としてふさわしい学問への取り組み方を求める。

 

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