2011年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

生物資源化学特論(Bioresource Chemistry)[5403]


2単位
菅原 康里 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
植物や動物由来の物質は、古くから再生産可能な資源として、人類に利用されてきた。近年、石油資源枯渇の可能性や地球環境の問題から、天然物質が見直されている。生物資源化学特論ではセルロース、でんぷん、キチン・キトサンが化学工業で用いられている現状、将来の展望を述べる。

<授業計画及び準備学習>
1.セルロースの化学
2.レーヨン
3.キュプラ
4.アセテート
5.サルファイトパルプ(SP)
6.クラフトパルプ(KP)
7.製紙
8.セルロース誘導体
9.でんぷんの化学
10.でんぷん誘導体
11でんぷんの糖化
12.キチン・キトサンの化学
13.キチン・キトサン誘導体
14.キチン・キトサンのオリゴ糖
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
毎回行う小テスト(80%)、レポート課題(20%)で評価する。

<教科書>
プリントを配布する。

<参考書>
セルロースの事典 (セルロース学会/編集)

<オフィスアワー>
月〜金(17時〜18時)、17-351

<学生へのメッセージ>
成績評価では、毎回行う小テストでの重みが高いので、授業に出席すること。

 

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