2010年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築プロセス特論(Theory on Architectural Process)[3209]


2単位
木下 庸子 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築はそのできあがる過程において多くの側面からの検討が要求される。設計でとかく重視されがちな意匠性の追求は当然重要なプロセスのひとつであるが、それだけでは建築の完成形は達成されない。構造、設備、法規、材料、工法などの建築本体に直接関わる要素との整合性をいかに整理するかということも重要なプロセスである。また都市、街並み、社会、環境などの要求にいかに答え、調整するかも、広い範囲での建築のプロセスといえよう。
本コースでは具体的な建築作品を通して建築ができあがるまでのプロセスを紹介するなかで、各自が重要と思う建築の側面をテーマとして見出し、考察する。

<授業計画及び準備学習>
白石市営鷹巣第2住宅 シルバーハウジング、CODAN東雲、住宅:NT 、SNなどを紹介するなかで、各自がテーマを見出す。
テーマに基づいて研究し、各自発表する。

<成績評価方法及び水準>
途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。

<オフィスアワー>
特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。

 

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