2010年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築空間計画特論(Theory of Architectural Space Planning)[2702]


2単位
山下てつろう 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本特論は,建築空間を計画する際の決定要素である人間の行動や心理,あるいは空間の性能条件などを,それらの関係性において理解することが狙いである。従って,中心的な決定要因である人間の行動や心理の特性を理解し,これと建築空間の関わりを自在に操り,設計に反映できるようになることが達成目標となる。

<授業計画及び準備学習>
1:空間と心理
2:ほのめかす環境
3:空間の記憶と探索
4:空間の知覚
5:空間の評価と美学
6:空間の使い易さと安全性
7:人のいる空間
8:環境移行

<成績評価方法及び水準>
単元毎に課すレポートの採点(1〜5点)によって評価する。達成の目標は60%以上であり,レポートの内容は,単元毎の内容理解と独自の考えによって作られる空間の良否である。

<教科書>
特に定めない

<参考書>
高橋鷹志他,シリーズ<人間と建築>1〜3,朝倉書店

<オフィスアワー>
授業の前後

<学生へのメッセージ>
心地良い空間が,どのような関わりの中から生まれ,評価されるのか,その仕組みを,単に視覚的要素だけでなく,技術的・科学的に様々な視点で捉えられるよう,頑張りましょう。設計者には,そこに居る人の身になって考えられる素養が必要だと思います。

 

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