2010年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築設備特論(Environment Control and Mechanical Engineering in Building)[2306]


2単位
大橋 一正 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築空間と空気調和設備計画の関連を考察し,室内温熱環境とエネルギー消費形態が,地球環境問題にどのように関連しているかを広い視野から学ぶ。また実際のプラントやシステムを自ら調査分析することにより設備計画を行うための基礎力を得る。

<授業計画及び準備学習>
1. 室内の温熱環境とエネルギー
2. 環境条件とエネルギー消費量
3. 空気調和システムとエネルギー消費量
4. 大空間の空気調和システム
5. ペリメーター空調システムと温熱環境
6. エアフローウインドウとぺリメーター負荷
7. 都市のインフラと建築設備
8. エネルギー供給システムと環境問題
9. 地域冷暖房と都市構成
10.コジェネレーションシステムとビルシステム
11.建築設備技術と実社会における実用化(現地調査 1)
12.建築設備技術と実社会における実用化(現地調査 2)
13.建築設備技術と実社会における実用化(現地調査 3)
14.建築設備の総合評価とまとめ
15.学習成果の確認(調査・分析・レポート)

<成績評価方法及び水準>
現場調査を基本に分析レポートを作成する、その内容を評価し、60点以上の者に単位を認める。
特にレポートの作成は実社会で活躍するための基本である。大学院生らしい、個性ある自らの具体的な提案を期待する。

<教科書>
改定5版「空気調和ハンドブック」井上宇市編(丸善)

<参考書>
・空気調和設備計画・設計の実務の知識 空気調和衛生工学会編
・エントロピーの法則 ジェレミー・リフキン著 祥伝社
・環境都市のデザイン 建設省都市局都市計画課 監修 ぎょうせい

<オフィスアワー>
火曜日 14:40〜16:10
これ以外いつでも対応可。連絡約束の後、来室のこと。

<学生へのメッセージ>
実際の建築設備システムやプラントを調査し、実社会の技術動行を学んで下さい。

 

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