2010年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

ワイヤレス通信工学特論(Wireless Communication Systems Engineering)[3406]


2単位
大友  功 非常勤講師

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 通信システムの基本構成,情報伝送量,システムパラメータの意義,回線設計法等に関し通信システムを設計する際のポイントについて講述する。すでに実用化されている各種ディジタル通信システムを主体に導入の経緯,基本技術について考え,さらに通信技術の最近の動向や通信の将来展望についてもとりあげる。

<授業計画及び準備学習>
1) 通信システムの基本構成
2) 各種通信システムの概要(情報伝送量,システムパラメータの意義等)
3) 電磁波の基本特性(空間,媒質内の伝搬)
4) 高効率変調・復調技術
5) 通信システムの信頼性設計
6) 通信システムのEMC(電磁的両立性)
7) 光通信システムの特徴,基本技術,回線設計
8) 地上固定通信システムの特徴,基本技術,回線設計
9) 移動通信システムの特徴,基本技術
10) 移動通信システムの回線設計
11) 衛星通信システムの特徴,基本技術
12) 衛星通信システムの回線設計
13) 通信技術の最近の動向と通信の将来展望

<成績評価方法及び水準>
3回程度提出してもらうレポート、授業中に行う演習、出席等総合的に判断する。

 

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