2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻

環境システム工学特論(Advanced Course of Environmental System Studies)[4501]


2単位
北林 興二 非常勤講師

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 近年、工学の分野のみならず社会科学、人文科学分野でも環境に関する知識・認識が必要となってきている。地球温暖化に代表されるように、環境問題は21世紀の最重要課題の一つと認識されており、物作りに係わる機械工学の分野では、特に、環境問題の本質を十分に理解していることが要求される。
 この授業では、環境問題の基本である大気汚染や水質汚濁などの地域環境問題、および、気候温暖化に代表される地球環境問題を、そのメカニズム、技術的な対策システムの視点から学び、環境問題の本質を理解する。

<授業計画及び準備学習>
1.地域環境問題とその歴史的背景
2.大気環境問題の概要
3.海洋汚染・水質汚濁の概要
4.化学物質と環境問題
5.廃棄物とリサイクル
6.大気環境アセスメント(1)
7.大気環境アセスメント(2)
8.地球環境問題とは
9.地球環境の観測と監視
10.気候温暖化のメカニズム
11.温暖化の予測(温室効果ガス濃度、予測モデル)
12.温暖化の対策技術とエネルギー
13.オゾン層破壊
14.環境マネージメントシステム--ISO 14000

<成績評価方法及び水準>
環境問題に関する2回のレポート、及び、英文の和訳を総合して評価する。各課題の重みは30%ずつである。

<教科書>
特になし

<参考書>
「身近な環境問題最前線」 森北出版
「地球環境問題最前線」 森北出版
「新・地球温暖化対策教科書」オーム社 

<オフィスアワー>
授業終了後

 

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