2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻
高分子材料加工特論(Advanced Polymer processing)[3203]
2単位 佐藤 貞雄 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 高分子材料の成形は多種多様の加工法によって行われる。ここでは、CAE成形加工を基軸に各種成形法の原理を調査し、プレゼンテーション、討論を通して通常または特殊成形加工方法について習得し、熱硬化性、熱可塑性のように熱的性質の異なる材料及び各種充填材を含む複合材の加工方法を修得し、各自が調査した資料のデザイン能力とプレゼンテーション能力の向上を図り成形加工の原理を理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.成形加工法に関する講義(4〜5週)
1)CAE成形加工プロセス(流動シュミレーション→金型設計→機械加工→成形品加工) 2)射出成形を基軸とした加工 3)押出成形を基軸とした加工 4)圧縮成形を基軸とした加工 5)複合材の成形加工 6)特殊成形加工 7)熱成形加工 2.CD教材による可視化バレル内の可塑化現象及び金型内流動挙動について観察、討論(4〜5週) 3.成形加工法について各自調査した資料ついてプレゼンテーション後、デスカッション(7〜8週)
- <成績評価方法及び水準>
- 資料(Power point)のデザイン、プレゼンテーション(3〜4回/1人)能力と課題リポートの成績80%、平常点(授業毎のキーワド提出)20%により評価する。高分子材料の基礎的な成形加工法と原理を修得すること。
- <教科書>
- 特に指定しない.
- <参考書>
- 特に指定しない.
- <オフィスアワー>
- 八王子校舎(12-103号室)の来室は随時可、ただし、次により在室日時を確認して下さい。
内線3518、TEL(直通)042-628-4459、e-mail:at76030@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- これまでに培った経験、研究データ及びトピックスなどを織り交ぜ、出来るだけ具体的な資料を示しながら、理解し易く解説する。プラスチックの成形加工に興味のある人は是非履修して下さい。
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