2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻

計算力学特論(Advanced Computaional Mechanics)[3202]


2単位
何  建梅 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
計算力学分野の中で構造物の静的(歪み・応力)・動的(固有振動数等)特性の検証を主目的とする構造解析を主対象に,数値的に解析・設計計算を行う際の技術的側面と,モデリング・解析・設計及び最適化における数理的側面について基礎から応用まで概説する.さらに,非線形有限要素法の基礎的なトピックス,今日広く利用されている主要な汎用線形・非線形有限要素法プログラムに関連した内容も対象とする.材料力学の基礎知識は前提とする.

<授業計画及び準備学習>
1.計算力学概論
2.線形/非線形弾性体の材料挙動
3.静的つり合い問題の支配方程式(強形式/弱形式)
4.動的問題の支配方程式とその弱形式
5.固体の変形と要素性能
6.線形弾性体の有限要素法
7.非線形弾性体の有限要素法
8.最適化設計のアルゴリズムについて
9.構造解析の適用事例
10.汎用線形・非線形構造解析ソフトの紹介

<成績評価方法及び水準>
成績は出席と課題レポートの評価点で決定する.

<教科書>
特に指定しない.
プリント配布資料.

<参考書>
竹内則雄・樫山和男・寺田賢二郎 共著:「計算力学 - 有限要素法の基礎」(森北出版)
久田,野口共著,「非線形有限要素法の基礎と応用」(丸善)

<オフィスアワー>
授業前後30分,新宿 A-1718

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.