2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻

システム制御工学特論(Advanced Control System Theory)[2601]


2単位
濱根 洋人 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
制御理論体系としては、古典制御理論と現代制御理論に分けることができる。中でも、古典制御理論は学部で制御系の解析方法を中心に講義されている。しかし、制御系を最適に制御するには、システム自体の解析することはもとより設計についても行う必要がある。本特論は,近年に話題とされる古典制御理論のシステム解析と設計方法のアドバンスト手法、現代制御理論に関するシステムの構築方法、解析/設計方法等についての授業を行う。

<授業計画及び準備学習>
1.産業界における制御と動向
2.システム同定法
3.アドバンストPID制御(1)
4.アドバンストPID制御(2)
5.実用上に必要な制御テクニック(1)
6.実用上に必要な制御テクニック(2)
7.計装と実装
8オブザーバ理論
9.ロバスト制御理論
10.適応制御理論
11.デジタル制御理論(1)
12.デジタル制御理論(2)
13.制御性能の解析手法(1)
14.制御性能の解析手法(2)
15.実装テクニック

<成績評価方法及び水準>
授業中に配布する演習課題およびレポートで評価する

<教科書>
1)横山,濱根,小野垣: 基礎と実践 制御工学入門 コロナ社
2)授業中にプリントを配布

<オフィスアワー>
火曜日 午後〜
授業終了時にも受け付ける

<学生へのメッセージ>
本特論では,理論だけではなく,産業界に必要とされる制御技術やトピックスの最新情報も提供する。受講者は,制御工学の基礎知識を身につけていることが望ましい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.