2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻

エンジンシステム特論(Advanced Engine Systems)[2301]


2単位
是松 孝治 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 エンジンシステムに関する流動・伝熱・燃焼現象を予測する計算モデルを中心に学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.設計ツールとしての計算モデルの役割について
2.掃排気の流れと燃焼が干渉する2ストロークエンジンの性能予測モデル
3.過給システムの設計計算モデル
4.ピストンリングの流体潤滑モデル
5.ブローバイガスの計算モデル
6.潤滑油内の物質拡散とエンジン特性
7.ピストンエンジンの伝熱量予測モデル
8.ラジエータの伝熱
9.ディーゼルエンジンの燃焼モデル
10.火花点火エンジンの燃焼モデル
11.総合演習(1)
12.総合演習(2)
13.論文紹介その1
14.論文紹介その2
15.試験
受講生の予備知識の有無によっては、より基礎的な内容にすることもある

<成績評価方法及び水準>
レポートと宿題および試験をそれぞれ1/3の割合で評価する

<教科書>
なし

<参考書>
1. J.I. Ramos, Internal Combustion Engine Modeling, Hemisphere Publishing Corporation
2. G.P. Blair, The Basic Design of Two-Stroke Engine, SAE
3. C.M. Taylor, Engine Tribology, Elsevier
4. N.C. Markatos, Computer Simulation for Fluid Flow, Heat and Mass Transfer, and Combustion in Reciprocating Engines, Hemisphere Publishing Corporation
5. E. Sher, Handbook of Air Pollution from Internal Combustion Engines, Academic Press

<オフィスアワー>
火曜日の夕方は大学院生のためにあけてあります。8号館205室に来てください。

<学生へのメッセージ>
計算尺(ハンドブック)→タイガーの手回し計算機→電卓→パソコン(設計ツール)→携帯端末
何のことだか分かりますか。

 

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