2010年度工学院大学大学院・機械工学専攻

燃焼工学特論(Combustion Engineering)[0004]


2単位
高橋 三餘 非常勤講師

最終更新日 : 2010/11/24

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 燃焼現象を理解するために,反応性流体の支配方程式を示し,いくつかの例について数値計算の紹介と実習を行う。

<授業計画及び準備学習>
輸送係数、化学平衡、燃焼反応過程などに関する数値計算方法を紹介し、それに基づいて実際に数値計算を行う。計算に際しては、Windowsベースのパソコンを用いる。

1. 反応性流体の支配方程式の説明
 1.1 支配方程式
 1.2 反応速度式
 1.3 輸送係数
2. 数値計算の紹介と実習
 2.1 Chemkinの概要
 2.2 輸送係数の計算
 2.3 平衡計算
 2.4 燃焼反応過程計算コード(Senkin)の概要
 2.5 燃焼反応過程の計算
 2.6 圧縮着火エンジンのシミュレーション

<成績評価方法及び水準>
講義した内容から適当な課題を選び、これに対してレポートの提出を課する。数値計算の正確さ、現象の理解度、考察の深さなどを評価し点数を与える。60点以上の点数を得たものに単位を認める。

<教科書>
特になし。

<参考書>
講義の中で紹介する。

<オフィスアワー>
質問等についてはE-mailで受け付ける。

 

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