2009年度工学院大学大学院・情報学専攻

3次元画像計測特論(Machine Vision Technology)[4302]


2単位
伊藤  稔 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
画像から物体の3次元情報を得る手法を学ぶ。

<授業計画>
1.3次元画像処理研究の流れ。
2.線画像解釈
 ラベル付け処理
3.正射影変換
 平面の傾き、
 交線の拘束、
 角度の拘束
4.透視射影変換
 投影像、
 消失線、
 勾配の拘束、
 大きさの変化、
 角度の拘束
5.明るさ解析
 反射の法則
 反射率分布図
 照度差ステレオ法
6.動画像処理
 オプティカルフロー
7.立体視法
 原理と問題点
 カメラ校正法
 対応点処理
 多眼立体視
8.能動型手法
 スポット法
 スリット法
 パターン投影法
9.TOF法
10.AFカメラに見る距離測定の歴史と原理
 能動型
 受動型
11.物体記述法
 領域記述法
 体積記述法
 幾何学的モデル
12.工業応用
以上であるが、受講者の状況に応じて部分的に割愛する。特に、11、12については割愛する場合がある。

<成績評価方法及び水準>
時間中の随時行う口頭試問と筆記試験によって評価する。但し、筆記試験をレポートに変更する場合もある。

<教科書>
特に無し

<参考書>
特になし。

<学生へのメッセージ>
大学ノートを必ず持参のこと。綴じてあるノートであること。配布されるプリントはそのノートに貼付することが望ましい。時間中の口頭試問には積極的に答えるようにしてください。

 

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