2009年度工学院大学大学院・建築学専攻

医療施設計画特論(Theory of Health Care Facilities)[4701]


2単位
長澤  泰 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
高齢社会になって「健康」は人々の関心の的になっている。まず医療サービスの背景として重要な医療制度に関して日本と諸外国との比較を行う。そして医療サービスを行うための施設が,社会の中にどのように位置づけられているか,また,そのことによって如何なる特徴が施設に求められ,結果として医療施設の形態に影響を与えているかを考察する。

<授業計画>
1. 建築・建築学
2. 建築計画学
3. 住居と施設
4. 建築のライフサイクル
5. 医療施設―歴史
6. 医療施設―基本事項
7. 医療施設―全体計画
8. 医療施設―病棟
9. 医療施設―外来
10. 医療施設―診療
11. 医療施設―管理
12. 医療施設―供給
13. まとめ

<成績評価方法及び水準>
講義の出席の状況を各講義の終りに提出する小レポートを含めて30%で評価、期末レポートの結果を70%で評価した後に総合して最終評価を行なう。 60点以上を合格とする。

<教科書>
特に特定せず

<参考書>
・ 「建築地理学」(東大出版会)
・ 「建築計画」(市ヶ谷出版)
・ 「地域施設計画」日本建築学会編(丸善)
・ 「保健医療計画ハンドブック」(厚生統計協会)
・ 「バリアフリーの生活環境論」(医歯学薬出版)
・ 「建築設計資料集成[総合編]」(丸善)
・ 「建築設計資料集成[拡張編]医療・福祉」(丸善)
・ 「新建築学大系地域施設計画」(彰国社)
・ 「新建築学大系31病院の設計」:日本建築学会編
・ 「スペース・デザイン・シリーズ4 医療・福祉」(新日本法規出版)
・ 「DA建築図集」日本建築家協会編 (彰国社)

<オフィスアワー>
講義前後

<学生へのメッセージ>
建築計画学はさまざまな建築を利用者の視点から、「使いやすさ」と「使い心地のよさ」を探求する学問です。実際の設計の基礎として多くの重要な考え方を含んでいますので、学生のうちにしっかりとその考え方を身につけてください。

 

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