2009年度工学院大学大学院・建築学専攻

危機管理学特論(Disaster Risk Management)[4304]


2単位
三好 勝則 特任教授

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 都市においては、利便性と同時に様々な危険性が存在している。災害や事故、事件に遭遇し、危機的な状態に陥ったときにどのように対処するかを検証し、被害を軽減する方策を考察する。あわせて、個人や組織が危機に対処するために、いかなる備えをするべきかについても検討し、安心安全な社会づくりの課題を考える。

<授業計画>
 1 危機の構成要素
 2 危機への対処(1)危機の状況
 3 危機への対処(2)危機の要素と手段の選択、管理
 4 危機への対処事例(1)地震
 5 危機への対処事例(2)風水害
 6 危機管理の組織
 7 人的資源の管理
 8 災害対応の時系列
 9 広域的な災害対応
10 危機対応の困難性
11 事前対策の重要性
12 危機管理と情報、コミュニケーション
13 危機に対応できる地域社会のあり方
14 危機管理の守備範囲
15 習得状況調査

<成績評価方法及び水準>
講義における課題レポート及び討議参加状況により評価する。

<教科書>
レジュメと資料を適宜配布する。

<参考書>
消防白書 総務省消防庁 各年版
防災白書 内閣府 各年版

<オフィスアワー>
必要な場合は授業の後の時間に設けるので、予め連絡すること。

 

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