2009年度工学院大学大学院・建築学専攻

環境騒音振動特論(Environmental noise and environmental ground vibration aspects)[1209]


2単位
塩田 正純 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
私たちの周辺には、数多くの騒音・振動を発生する機械・装置・設備等があり、日常的に、それらの発生源から、私たちは、騒音・振動に暴露されている。数多くの発生源の特性、特徴、伝搬特性、人間に対する影響/反応を理解し、更に、その防止方法についても科学的な知見に基づいて適用し、「静かさ」を実現できる方策を提案できるようにする。

<授業計画>
1.環境騒音の歴史的背景
2.工場・事業場騒音
3.建設作業騒音
4.道路交通騒音
5.新幹線鉄道・在来鉄道騒音
6.航空機騒音
7.近隣騒音
8.住環境騒音
9.環境振動の歴史的背景
10.工場・事業場振動
11.建設作業振動
12.道路交通振動
13. 新幹線鉄道・在来鉄道振動
14.住環境振動
15.補講

<成績評価方法及び水準>
期末試験及びレポートの結果を総合的に評価する。

<教科書>
授業用テキストを主とする

<参考書>
「公害振動の予測手法」    塩田 正純  井上書院
「騒音制御工学ハンドブック」(社)日本騒音制御工学会 技報堂出版
「地域の音環境計画」    (社)日本騒音制御工学会 技報堂出版
「地域の環境振動」 (社)日本騒音制御工学会 技報堂出版

<オフィスアワー>
随時歓迎

<学生へのメッセージ>
私たちは、騒音や振動に暴露されるとどのような影響/反応を示すかを基本的な知識として理解し、静かさが、生活を豊かにすることにも結びつくことを認識してほしい。また、私たちは、騒音/振動を発生する側にもなりうることを認識しながら、相手を考える感性をもってほしい。

 

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