2009年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

有機高分子特論(Advanced Polymer Chemistry)[5103]


2単位
大川 春樹 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
これまで、電子・光学機能性や生理活性を示す高分子が開発されてきたが、これらの機能の発現には、モノマーの分子構造構造・ポリマーの分子分子構造・ポリマーの高次構造をトータルに設計しなくてはならない。本講義では、これらを具体例をあげて学んでいくことを目的とする

<授業計画>
0. ガイダンス
1. 機能性発現のためのモノマー設計(1)電子機能性
2. 機能性発現のためのモノマー設計(2)光学機能性
3. 機能性発現のためのモノマー設計(3)液晶性
4. 機能性発現のためのモノマー設計(4)生理活性
5. 機能性高分子の構造設計(1)ラジカル重合
6. 機能性高分子の構造設計(2)イオン重合
7. 機能性高分子の構造設計(3)共重合
8. 機能性高分子の構造設計(4)重縮合・ポリマーブレンド
9. 機能性高分子の高次構造制御と構造評価(1)Langmuir-Blodgett膜法
10.機能性高分子の高次構造制御と構造評価(2)Self-Assembled Monolayer
11.機能性高分子の高次構造制御と構造評価(3)表面プラズモン共鳴法
12.機能性高分子の格子構造制御と構造評価(4)XPS法とEllipsometry
13.計算機化学

<成績評価方法及び水準>
定期試験60点、レポート30点、授業中の小問10点で評価する。

<教科書>
授業で指示する。

<オフィスアワー>
八王子5-201室 月曜日13:00-16:00

 

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