2009年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

固相反応化学特論(Solid State Chemistry)[3204]


2単位
門間 英毅 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
無機固体の関与する化学反応を原子レベルで見ることができるための基礎として,結晶幾何学,固体物質の合成法,物性と機能について英文テキストを用いて勉強する.具体的な達成目標は以下のとおりである
(1)無機固体の3次元結晶構造の多様さ,合成方法,解析方法を知る.
(2)物性・機能発現の根拠となっている理論を理解し,物質・材料の新しい用途開発への思考力を養う.

<授業計画>
1.日程,授業の進め方,担当者割り当てなど
2.第1章:結晶幾何学 その1
3.第1章:結晶幾何学 その2
4.第2章:イオン結晶に定義されている種々のエネルギー量
6.第3章:固体のキャラクタリゼーション その1
7.第3章:固体のキャラクタリゼーション その2
8.第4章:無機物質の合成法 その1
9.第4章:無機物質の合成法 その2
10.第6章:ノンストイキオメトリー その1
11.第6章:ノンストイキオメトリー その2
12.第7章:トピックス その1
13.第7章:トピックス その2
14.全体をふりかえる
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
毎回3−6名の受講者それぞれは,あらかじめ割り当てられた配布プリントの担当部分を解説し,その出来具合と定期試験で最終成績を評価,60点以上の者に単位を認める.

<教科書>
Sandra.E.Dann,「Tutorial Chemistry Texts 2:Reactions and Characterization of Solids」, Royal Society of Chemistry (RS・C), Polestar Wheatons LTD. Exeter, UK (2000) をテキストとして必要部分のコピーを配布する.

<参考書>
セラミックスあるいは固体の材料化学・材料科学、固体物性など数多い.

<オフィスアワー>
水曜日 10:00-11:00

 

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