2009年度工学院大学大学院・機械工学専攻

大気環境制御特論(Control Technologies for Atmospheric Environment)[6301]


2単位
田森 行男 非常勤講師
指宿 堯嗣 非常勤講師

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
地球温暖化,酸性雨,オゾン層破壊,化学物質による環境汚染等,環境問題は身近なスケールの現象から,地球規模の問題まで極めて複雑・多岐に亘っている。機械工学を専攻する学生にとって,これらの環境問題,その制御技術の現状および将来について十分な知見を有することが望まれる。この授業では,工場から排出される汚染物質を中心に,燃焼排ガス浄化技術,有害化学物質の除去技術,環境浄化技術,さらに,環境管理技術について述べる。

<授業計画>
前年の計画を下記のように修正。
1.エネルギーと大気環境
2. 大気汚染と影響
3.粒子測定技術
4.集じん技術
5.二酸化硫黄対策技術
6. 二酸化窒素対策技術(固定・移動発生源)
7. 同上(光化学大気汚染対策)
8. 有害化学物質と発生機構
9. 有害化学物質の対策技術
10. 環境浄化技術
11. オゾン層破壊とその対策技術(GWPを含む)
12. 地球温暖化とその対策技術(エネルギー関連)
13. 環境管理・監査

<成績評価方法及び水準>
期間中に数回のレポート提出を求め、レポートでの理解と考察のレベルから判定する。

<教科書>
講義プリントを用意する。

<参考書>
新・公害防止の技術と法規2007 大気編  発行:(社)産業環境管理協会

<学生へのメッセージ>
講義をただ聴くというのでなく、積極的に質問や意見を提出することを歓迎したい。

 

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