2009年度工学院大学大学院・機械工学専攻

バイオメカニクス特論(Advanced Biomechanics)[4203]


2単位
藤江 裕道 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/12/01

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
バイオメカニクスは生体組織や器官の精巧さ,巧妙さを工学的観点から明らかにし,かつ得られた結果を医学や工学に応用するための,比較的新しい研究・学問分野である.本講義では,バイオトライボロジー,歩行解析,バイオマテリアル,血流解析,組織再生工学などの基礎的項目について解説した後に,人工関節や人工心臓等の人工臓器,および人工靭帯,人工血管,義足,および組織再生工学・技術などを中心に,最新の医学を支えるバイオメカニクスの成果について解説する.各学生には少なくとも1テーマを選択してもらい,調査結果を発表してもらう.講義一辺倒に偏らず,授業参加者全員で議論できる場を提供する.

<授業計画>
1.バイオトライボロジーと人工関節
2.歩行解析と義足
3.バイオマテリアルと骨折固定具
4.バイオマテリアルと靭帯再建術
5.血流解析と循環器系人工臓器
6.組織再生工学

<成績評価方法及び水準>
調査結果の発表に対する相互評価

<教科書>
プリントを配布する

<参考書>
バイオトライボロジ(産業図書)
生体機械工学(日本機械学会編)
生体機械工学(日本機械学会編、オーム社)

 

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