2008年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

触媒反応工学特論(Catalytic Reaction Engineering)[5205]


2単位
五十嵐 哲 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2008/12/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
触媒反応工学の対象は,触媒反応工学プロセスを工業化する場合の触媒反応の定量的な評価,反応を制御するための触媒反応過程の解析,および触媒反応装置と反応条件の設計である.また,最近では,触媒反応場での反応過程,物質移動過程,および熱移動過程からなるシステム全体の最適化を図ることも対象としている.本講では,触媒反応工学の基礎,特に固体触媒反応の速度過程について学ぶとともに,固体触媒のほとんどを占める多孔質体中の拡散,拡散と触媒特性の関係を知り,触媒反応プロセスの総括の反応速度について理解を深める.さらに,触媒と反応装置の設計に必要な基礎知識と方法論を,最新のトピックスによって学ぶ.最後に,各人が任意に選んだ工業プロセスについて十分な検討を加えて要旨とパワーポイントを作成し,学会形式で発表・質疑討論を行なう.
計算を中心とする演習を行なうので,電卓を持参すること.

<授業計画>
1. 触媒反応工学の目的
2. 種々の流通系反応器の特徴
3. 反応速度の解析法
4. 触媒反応工学のトピックス(1)
5. 気固触媒反応の過程
6. 反応速度への拡散の影響
7. 触媒有効係数
8. 触媒反応工学のトピックス(2)
9. 物理吸着と化学吸着
10. 吸着等温式
11. Langnuir-Hinshelwood機構の速度式
12. 触媒反応工学のトピックス(3)
13. 「プロセスの検討と考察」の発表

<成績評価方法及び水準>
原則として「レポート」(40点)と「プロセス検討と考察の発表」(60点)で最終成績を評価し,60点以上の者に単位を認める.

<教科書>
プリント配布.

<参考書>
「新しい触媒化学 第2版」菊地英一ら著(三共出版)
「化学反応操作」後藤繁雄編(朝倉書店)

<オフィスアワー>
講義終了後1時間.それ以外でもメールで約束の上,対応可.居室:12号館208室
E-mail:igarashi@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
研究内容は,HPを見てください.
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1019/

 

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