2008年度工学院大学大学院・機械工学専攻

量子力学特論(Quantum Mechanics)[4302]


2単位
岡村  浩 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2008/12/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
量子力学は電子と光の性質を説明する。電子の振舞いで原子の化学的性質は決まるから、現代の化学者は量子力学を第一に学習する。物質の電磁気的性質は、半導体、超伝導、磁気現象の全体など量子力学で決まり、量子エレクトロニクスという分野が開けている。電子工学からコンピューターが生まれたが、情報工学のごく最近の話題には未来の量子コンピューターもある。ナノテクノロジー、レーザー、原子力、量子統計力学、輻射の理論なども量子力学を基礎としている。
このように考えてくると、量子力学を学ばずに現代の技術を語ることはまず不可能であるが、量子力学にはまたその考え方にパズル解きに似た面白さがある。本講義では学習歴を前提とせず、100%の理解ができるようきめ細かく説明する。

<授業計画>
1.2.量子力学とはなにか
3.4.シュレーディンガー方程式の簡単な例
5.1次元調和振動子
6.7.8.水素原子
9.角運動量
10.スピンと量子統計
11.12.摂動論
13.変分法
14.15散乱問題

<成績評価方法及び水準>
課題に対するレポートによって評価する。
欠席でその分の内容をレポートとして提出しない者は1回分につき5点減点する。

<教科書>
資料を配布する

<参考書>
量子力学入門 阿部竜蔵 岩波書店 など

<オフィスアワー>
木曜日4限
電子メール(ft92043@ns.kogakuin.ac.jp)で予約すること。

<学生へのメッセージ>
量子力学は考え方が面白いし、丁寧に式を追うので座っているだけで計算力がつくが、
理解のためには継続的な出席が不可欠である。
欠席予定の場合は事前に届出、その後その分の内容をレポートとして提出すること。

 

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