2007年度工学院大学大学院・情報学専攻

人工知能システム特論(Artificial Intelligence System)[5503]


2単位
椎塚 久雄 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2007/06/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 この授業の最大の目標は,人工知能とか知識工学,あるいは知能システムとか知識処理とか称する分野で何が問題で、どうしたら良いのかということを具体例を交えながら先端の話題について議論している点である。
 問題解決の対象となる領域に関する専門知識やその分野での専門家がもつ経験的知識を形式化することにより、人間と同じような知識的問題解決能力を示す知的情報処理システムを実現するための方法論および具体的な方法について学ぶ。特に,この講義の特徴としては,いわゆる「ソフトコンピューティング」の分野を中心として,あいまい情報処理(やわらかい情報処理)、感性までを含んだ広い内容を扱う。

<授業計画>
1.人工知能の研究の流れ
2.知能システムのフレームワーク
3.なぜ知的コンピュータが必要なのか
4.問題の表現と探索
5.記号論理(AI)の意味するところ
6.論理による推論
7.基本的な知識表現と推論
  ・手続き的知識表現と宣言的知識表現
  ・プログラム
  ・プロダクションシステム
  ・フレーム
  ・意味ネットワーク
  ・オブジェクト
  ・概念辞書とオントロジー
8.エキスパートシステム
9.ルールを導く推論
10.仮説に関する推論
11.ファジィ理論とその応用
  ・あいまいな知識に基づく推論
  ・MYCINの基本概念(信頼性係数)
  ・ファジィ推論とその応用(ファジィ情報処理)
  ・ベイジアンネット
12.ニューラルネットワーク
13.データマイニング
14. 進化論的コンピュテーション(遺伝的アルゴリズム、遺伝的プログラミング)
15.分散人工知能(エージェント)
16.授業のまとめと今後の展望

<成績評価方法及び水準>
授業中における質問への解答、ディスカッションの内容及びレポートの課題の達成度の総合評価

<教科書>
特に使用しない。必要な資料を配布する。

<参考書>
授業の中で紹介する。

 

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