2007年度工学院大学大学院・建築学専攻
建築計画特論(Studies on Architectural Planning)[4605]
2単位 赤木 徹也 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 建築計画学は、建築と我々の生活や社会との関係性を研究し、得られた結果を建築設計と言う作業を通して、実際の建築物の建設に応用しうることを目的とする学問領域であると言える。しかしながら、建築計画学の意義は、単に建築設計を行う上での論理的な枠組みの構築と言った狭義なものではない。建築計画学が我々の生活や社会に密接に関係すると言った性格を有していることから、それは必然的にそのおかれた時代背景を敏感に反映せざるを得ないものとなっており、その時代のニーズに対して建築がどのようにあるべきか、と言った最も重要で根源的な問題の解決に向かうところに、その意義が認められる。
これらのことから、本講義では建築計画学が様々な時代背景の下、どのようにその時代の生活や社会と向き合ってきたのか、そして、建築設計とはどのような関係性を有しているのか、と言った事柄を把握すると共に、「現在」と言った時代における建築設計のあり方に対する理論的な枠組みを構築しうる技術を身につけることを目的とする。
- <授業計画>
- 本講義は、建築計画学の基本的理解を目的とする前半と発展的理解を目的とする後半の2段階で行う。つまり、前半は建築計画学そのものがどのような学問領域なのかを理解するための講義形式であり、後半は建築計画学の多様な分野に関する主要な先端研究を各自が精査し、その内容を発表すると共に、その内容に関して全員で議論を行う発表形式である。
(1)講義形式 講義形式の主な内容は、次の通りである。 ・建築計画学の背景・目的・意義・領域 ・建築計画学と建築設計との関係 ・建築計画学に関する研究手法と実践例 (2)発表形式 発表形式の内容・手順と建築計画学に関する先端研究の解説は、共に第1回目の授業で説明する。
- <成績評価方法及び水準>
- 建築計画学に関する学期末レポート提出(70点)と中間発表内容(30点)の合計点で最終成績の評価を行い、60点以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 特に指定しないが、下記の参考書を随時使用して講義を進める。
- <参考書>
- 「建築計画読本」舟橋國男編著(大阪大学出版会)
「コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編(丸善) 「現代建築学 建築計画1・2」岡田光正ほか著(鹿島出版会)
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