2007年度工学院大学大学院・建築学専攻
建築設計3(Studio Work 3)[1403]
2単位 木下 庸子 教授 中山 繁信 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 現在の都市および建築を含め私たちの生活空間の抱える諸問題は少なくない。それらは無秩序に巨大化した都市、人と人の関わりを失った生活、悪化してゆく環境など問題は様々である。そうした都市空間の中から具体的な地域を特定し、そこのなかから幾つかの問題点を探り出し、分析考察し、何らかの解答を与える。その際テーマを抽出する手法としてフィールドワークをおこない、問題点を具体的体験的なものとしてとらえ問題提起することを重要視したい。
近代建築のドグマでいう「機能」にあてはまらない人間の都市活動の割合が増えている。「生活する」単位が必ずしも、旧来のイメージとしての家族を意味しなくなっている。都市の文脈は、緑・オープンスペース・歴史的背景といった言葉だけでは説明しきれず、現在の状況を解きほぐし変革するための新たな概念が求められている。
このような視点を問題意識として持ちながら、都市活動の舞台を設定し、計画・設計する。都市デザインからの観点を考慮した建築体を想定している。
- <授業計画>
- 1) 課題趣旨説明
2〜3) 都市、街区など生活空間の抱える問題点の考察・抽出 4〜6) テーマに関する資料収集と調査研究、実状のサーベイ・分析 7〜9) 課題のコンセプト、設計プログラムの設定 10〜12)全体計画、機能・構造・環境など計画案の提出 13) プレゼンテーション・講評
1.対象エリアを定め、地域の文脈を自らの観点で解きほぐし、特徴・問題点を抽出する。 2.各自の問題意識をもとに、対象エリア内に設計の対象とする敷地を設定する。 3.計画する建築体のプログラムを記述し、スペースのあり方を考察する。 4.ボリューム、マスをスタディし、望ましい建築構成を創り出す。 5.平面、断面、導線軸に沿ってスタディし、繰り返しチェックしながら全体像を詰める。 6.構造・設備システム、建築材料、Detailを考察し、確定していく。 7.設計案を具体化し、図面・模型・CG等によりプレゼンテーションを完成させる。
- <成績評価方法及び水準>
- 途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。
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