2007年度工学院大学大学院・機械工学専攻
量子力学特論(Quantum Mechanics)[4303]
2単位 岡村 浩 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 量子力学は電子と光の性質を説明する。電子の振舞いで原子の化学的性質は決まるから、現代の化学者は量子力学を第一に学習する。物質の電磁気的性質は、半導体、超伝導、磁気現象の全体など量子力学で決まり、量子エレクトロニクスという分野が開けている。電子工学からコンピューターが生まれたが、情報工学のごく最近の話題には未来の量子コンピューターもある。ナノテクノロジー、レーザー、原子力、量子統計力学、輻射の理論なども量子力学を基礎としている。
このように考えてくると、量子力学を学ばずに現代の技術を語ることはまず不可能であるが、量子力学にはまたその考え方にパズル解きに似た面白さがある。本講義では学習歴を前提とせず、100%の理解ができるようきめ細かく説明する。
- <授業計画>
- 1.2.量子力学とはなにか
3.4.シュレーディンガー方程式の簡単な例 5.1次元調和振動子 6.7.8.水素原子 9.角運動量 10.スピンと量子統計 11.12.摂動論 13.変分法 14.15散乱問題
- <成績評価方法及び水準>
- 課題に対するレポートによって評価する。
欠席でその分の内容をレポートとして提出しない者は1回分につき5点減点する。
- <教科書>
- 資料を配布する
- <参考書>
- 量子力学入門 阿部竜蔵 岩波書店 など
- <オフィスアワー>
- 木曜日4限
電子メール(ft92043@ns.kogakuin.ac.jp)で予約すること。
- <学生へのメッセージ>
- 量子力学は考え方も面白いが数理物理の宝庫でもある。理解の前に、出席が大切と考える。
皆出席を前提とする。欠席の場合はその分の内容をレポートとして提出すること。
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