2007年度工学院大学大学院・機械工学専攻

センサ工学特論(Advanced Sensor Engineering)[2202]


2単位
疋田 光孝 教授

最終更新日 : 2007/06/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 センサは広く用いられ、あらゆる産業の縁の下の力持ち的な存在になっています。一方では、現在の技術分野の中では、最も進歩の早い製品の一つでもあります。代表的なセンシング方式とその応用例に関して、最近の論文や発表などの資料を用いて講義します。また、センサ技術と携帯電話に代表される移動通信を結び付けたセンサ・ネットワークのような将来の応用に関しても勉強します。また、進歩の激しいセンサに関係する特許をケーススタディに現在の特許システムなどの勉強も行ないます。センサを軸に、関連する知識や技術、特許に関する基本知識が習得出来ます。

<授業計画>
1.ガイダンスおよび各種センシング方式と応用例に関して
2.微小な振動/変位を利用した加速度センサと自動車や携帯電話への応用例に関して
3.圧電振動子に働くコリオリ力を利用した角速度(ジャイロ)センサと自動車やカメラへの応用例に関して
4.半導体温度センサと各種の低温度/高温度センシング方式およびセンサ用の基本的な外部電気回路に関して
5.最近のセンサに関連した特許の具体例(特許書き方などの説明も含む)および特許システムと特許係争に関して
6.ミリ波を用いた車載レーダーセンサ(電波の基礎、周辺技術およびレーダーの原理等の説明)に関して
7.ミリ波を用いた車載レーダーセンサ(実際の構造と機能および応用例の説明)に関して
8.各種の磁気センシング方式とハードディスク、電子地図や携帯電話等への応用例に関して
9.ワイヤレスリクエストに応える無線非接触ICセンサとその応用例に関して
10.指紋/静脈/虹彩等を用いたバイオメトリクス認証センサとその応用例に関して
11.エコーロケ−ションを用いた超音波センサとFBG(ファイバ・ブラック・グレーティング)による光センサ、それ等の応用例に関して
12.化学反応を利用する希薄ガスセンサの原理と応用例に関して
13.移動通信とセンサ技術を結びつけた将来のセンサ・ネットワーク関連技術などに関して

<成績評価方法及び水準>
授業の最終日に、レポートの課題を出題します。レポートにて採点し、試験は行なわない。

<教科書>
毎週プリントや最新の論文などの資料を準備します。また、センサ関係の特許は、特許庁の公開技報あるいは特許広報に登録されている、実際の特許をケーススタディとして用います。

 

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