2006年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築経済特論(Building Economics)[4408]


2単位
南 一誠 非常勤講師

最終更新日 : 2006/04/06

<授業のねらい>
この講義では、サスティナブルという言葉をキーワードに、持続可能性のある都市と建築の関係について学ぶ。戦後の急激な経済成長のもと、わが国の建物、住宅はスクラップアンドビルドが繰り返され、著しく寿命が短いものとなってきた。現在国内外で展開している、団地再生、コンバージョン、ストックマネジメントの事例を紹介し、建物を「環境や持続可能性に」配慮して整備するにはどのような方法があるのかを、議論したい。

<授業計画>
1. ストックマネジメントとファシリティマネジメントの理論と実務
2. 日本と海外の団地再生プロジェクト
3. オープンビルディングの理論
4. スケルトンインフィルの理論と実践事例
5. アーバンティッシュの理論と日本と海外における都市構造の変遷事例
6. 日本と海外のコンバージョンプロジェクトの実例とプロパティマネジメント
7. リニューアル、コンバージョンの環境性能評価
8. 課題発表(前半の課題に関する発表と講評)

評価は与えられた課題についてグループで検討し,発表を行う。課題に関する発表およびそれに関するレポートを評価する。

<参考書>
(1)「サービス・プロバイダー  都市再生の新産業論」、野城智也、彰国社、2003年
(2)「コンバージョンが都市を再生する、地域を変える―海外での実績と日本での可能性」、日刊建設通信新聞社、2004年9月
(3)「コンバージョンによる都市再生」、日刊建設通信新聞社、2002年10月
(4)「団地再生 甦る欧米の集合住宅」、松村秀一、彰国社、2001年
(5)「マネジメント時代の建築企画」 日本建築学会、技法堂出版、2004年
(6)「進化する建築保全」 巽和夫ほか、学芸出版社、2002年
(7)「長生き建築のしくみ ライフサイクル計画論」小原誠、彰国社、2002年
(8)「コンバージョン〈計画・設計〉マニュアル 」 エクスナレッジムック
   建物のコンバージョンによる都市空間有効活用技術研究会 (著)
(9)「用途変更―改修刷新・保存再生・コンバージョン」建築設計資料、建築思潮研究所 (編集)
(10)「サスティナブル・コンバージョン―不動産法・制度等からみた課題と20の提言」丸山 英気 (著)

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2006 Kogakuin University. All Rights Reserved.