2006年度工学院大学大学院・建築学専攻

住宅史特論(Advanced Study of Japanese Houses History)[3609]


2単位
内田 青藏 非常勤講師

最終更新日 : 2006/04/06

<授業のねらい>
この講義では、これからの新しい住宅づくりの方向を探ることを目的に、幕末から終戦直後までのわが国の住宅の歴史を通して、わが国の近代住宅がどのような考え方をもとに形成されてきたのかを振り返る。授業で対象とする“住宅”は、上流層の住宅の動向も含むが、基本的には新しい住宅づくりの先陣を担っていたと考えられる市民社会を形成してきた人々の住まいであり、中小規模の戸建ての独立住宅を中心とする。

<授業計画>
1:近代という時代の住まいの特性
2:近世の住まいについて
3:幕末から明治初期の外人住宅
4:明治初期の上流層の住まい;和洋館並列型住宅の誕生について
5:明治期の住宅改良の動向
6:大正期の住宅改良の動向
7:洋風住宅の普及:「あめりか屋」について
8:郊外住宅地と郊外住宅:田園思想の普及
9:大正期の住宅政策:市営住宅事業の開始
10:アパートメントハウスの普及:同潤会について
11:住宅作家たちの活躍
12:新興住宅の流行
13:戦後の住まいのモデル:DHハウスについて
14:DKの誕生
15:まとめ

<教科書>
内田青蔵『日本の近代住宅』(鹿島出版会)

<参考書>
日本建築学会編『日本建築史図集』(彰国社)
内田・他『図説 日本近代住宅史』(鹿島出版会)
内田『間取りで楽しむ住宅読本』(光文社)

 

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