2006年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

触媒反応工学特論(Catalytic Reaction Engineering)[5204]


2単位
五十嵐 哲 教授  
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最終更新日 : 2006/04/06

<授業のねらい>
工業触媒反応プロセスの成績に物質・熱移動は大きな影響を与えている.本講義では,まず化学平衡の復習をした後,異相間の物質移動として界面近傍の物質移動について学ぶ.つぎに,固体触媒のほとんどを占める多孔質体中の拡散,拡散と触媒特性の関係を知り,触媒反応プロセスの総括の反応速度について理解を深める.また,触媒粒子中における反応と熱移動の関係を学び,さらに反応装置と触媒の設計に必要な基礎知識と方法論を二,三の具体例を通して学ぶ.最後に,各人が任意に選んだ工業プロセスについて十分な検討を加えて要旨とパワーポイントを作成し,学会形式で発表・質疑討論を行なう.

<授業計画>
1.化学平衡と平衡定数
2.平衡定数の温度変化
3.平衡定数の求め方
4.平衡組成の計算
5.反応と異相間物質移動(気固、液固、気液)
6.細孔内の拡散(細孔構造、細孔内拡散機構と有効拡散係数)
7.触媒有効係数
8.粒子内拡散と触媒の諸特性
9.総括反応速度
10.粒子流体間伝熱
11.非等温系の有効係数
12.反応装置内伝熱
13.反応装置と触媒の設計
14.プロセスの検討と考察

成績は,「レポート」(40点)と「プロセス検討と考察の発表」(60点)の総合評価とし,60点以上の取得者に単位を認める.

<教科書>
プリントを配布する.

 

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