2006年度工学院大学大学院・機械工学専攻

表面処理工学特論(Surface Treatment Technology of Materials)[5301]


2単位
大野  隆 助教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2006/06/29

<授業のねらい>
材料強度や機能を利用する材料利用法は別として,材料はトライボロジ特性,疲労強度特性,耐食性・耐熱性などの表面を利用する分野が極めて多く,材料の内部と表面では要求される特性が異なることが多々ある.そのため,表面処理により表面を改質して付加価値を向上させることが工業的に広く行われている.本講義では,種々の表面処理法について表面層の組織構造制御による方法,表面層の組成制御による方法,表面への異種材料付与による方法に分類し,これらの具体的方法,原理,特徴及び応用面について学ぶ.

<授業計画>
1. 表面処理概説
2. 表面層の組織制御
2-1 高周波焼入れ・炎焼入れ
2-2 レーザ,電子ビーム焼入れ
2-3 ショットピーニング,他
3. 表面層の組成制御
3-1 浸炭 (固体浸炭,ガス浸炭)
3-2 窒化(ガス窒化,塩浴窒化)
3-3 ボロン化
3-4 金属拡散浸透法
4. 表面への異種材料付与
4-1 塗膜,メッキ
4-2 陽極酸化,化成処理
4-2 CVD(熱CVD,レーザCVD,プラズマCVD,他)
4-3 PVD (電子ビーム蒸着,レーザPVD,イオンプレーティング,他)
4-4 湿式法と気相法の特徴および相違
5. 表面処理法の総括

<教科書>
使用しない.

<参考書>
授業にて紹介する.

 

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