2019年度工学院大学 教職課程科目

教育課程論(Curriculum theory)[9586]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
丸山 剛史 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<授業のねらい>
教職課程の受講者として必要な教育課程に関する基礎的な知識を身に付けることをねらいとしている。

<受講にあたっての前提条件>
教育原論を履修していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
(1)教育課程とは学校による子どもの人格形成設計ないしは子どもの人格と学力の統一的発達のプログラムであることがわかる。
(2)各学校は、教育課程の基準としての学習指導要領にもとづき、教育課程を編成しており、教育課程は学校により異なっていることがわかる。
(3)カリキュラム・マネジメントの方法及び意義がわかる。

<授業計画及び準備学習>
第1回: 教育課程とは、教育課程はいかに編成されているか
 準備学習:教育学事典(身近にあるものでよい)で「教育課程」の項目を調べ、熟読しておく。
第2回: 学校制度と教育課程
 準備学習:前回の授業のプリント、板書の内容を確認する。
第3回: 学習指導要領とその変遷(中学校・高等学校を中心に)
 準備学習:前回の授業のプリント、板書の内容を確認する。
第4回: 教科・科目と領域(道徳・総合的な学習の時間等)の関係(中学校・高等学校に限定して)
 準備学習:前回の授業のプリント、板書の内容を確認する。
第5回: 学校から職業への移行、学校の教育課程の意味
 準備学習:前回の授業のプリント、板書の内容を確認する。
第6回: 学力論と教育実践(中学校・高等学校を中心に)
 準備学習:前回の授業のプリント、板書の内容を確認する。
第7回: カリキュラム・マネジメントと教育条件整備、カリキュラム評価、学習内容の振り返り
 準備学習:前回までの総復習を行う。

<成績評価方法>
レポート課題(100%、欠席なく、あるいはほとんど欠席なく授業に出席していることを前提とする)

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
平原春好『日本の教育課程』(国土社)、佐藤学『教育の方法』(左右社)、田中統治・根津朋実『カリキュラム評価入門』(勁草書房)、文部科学省『中学校学習指導要領』、同『高等学校学習指導要領』

<オフィスアワー>
授業終了後に教室あるいは講師控室にて対応します。

<学生へのメッセージ>
教育課程は学校教育や教育学の最も重要な問題・内容です。改めてその重要性を認識してほしいと思っています。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2019 Kogakuin University. All Rights Reserved.