2019年度工学院大学 先進工学部応用物理学科

現代物理学(Modern Physics)[2D25]

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1単位
進藤 哲央 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
宇宙や素粒子などをはじめとする現代物理の様々なテーマを本格的に学ぶためには,力学,電磁気学,熱統計力学,量子力学などの基礎的な法則の理解が欠かせない。この授業では,これらの物理学の基礎的な諸分野を概観したのち,各論として電磁場の概念と性質および特殊相対性理論を理解し,簡単な応用と計算ができるようになることを目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
高校物理全般および「物理学1,2」の内容を理解していること。

<具体的な到達目標>
本授業の到達目標は次の3点である。
  1. 物理学の基礎分野である,力学,電磁気学,熱統計力学,量子力学の概要や特質を簡潔に説明できる。
  2. 電磁場の概念や性質を説明できる。
  3. 特殊相対論的効果を含むような基本的な計算ができる。

<授業計画及び準備学習>
初回授業の準備学習については,高校物理全般および「物理学1,2」の内容を復習しておくこと。
2回目以降の授業に関しては、その都度指定する。
  1. 物理学の基礎4分野の概要
  2. 電磁気学入門
  3. 電磁場の基本法則
  4. 電磁場の性質
  5. ローレンツ不変性
  6. 特殊相対性理論
  7. 振り返り

<成績評価方法>
期末試験の成績をもとに理解度を評価する。Grade D以上を合格とする。

<教科書>
授業中に資料を適宜配布する。

<参考書>
  • 川村嘉春『基礎物理から理解するゲージ理論』サイエンス社
  • 砂川重信『電磁気学』岩波書店
  • ランダウ,リフシッツ『場の古典論』東京図書
  • 糸山浩司『波動と場の物理学入門』

<オフィスアワー>
時間:火曜日3限
場所:八王子キャンパス 1S-323
メール(shindou@cc.kogakuin.ac.jp)による質問・相談にも随時対応する。


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