2019年度工学院大学 先進工学部応用物理学科

地学(General Earth Science)[6310]

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1単位
今枝 佑輔 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<授業のねらい>
地学分野のうち、主に天文学と地球科学に含まれるトピックスについて講義する。
知識の習得のみを目的するのではなく、その物事の捉え方や考え方がどのようなものであるか理解し、
それを他者に自分の言葉として説明できるようになることを目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
専門知識としては特にないが、期末試験では特定のトピックスについて文章を用いた記述回答を求める。
単にキーワードを羅列しただけでは正答とは認めない。
従って日本語にせよ英語にせよ、正しく作文できる能力、文章を用いて人に説明できる能力は必要条件とする。

<具体的な到達目標>
1.我々人類が宇宙においてどのような立ち位置にあるかを理解する。
2.我々を構成する元素がどのように作られてきたかを理解する。
3.我々が住む地球や、地球が公転している太陽などのシステムがどのようにして生まれたかを理解する。
4.地球の活動にはどのようなものがあり、他の惑星とは何が違うのかを理解する。
5.それぞれの事象を、自分の言葉を使って他人に説明できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
一部内容が前後したり重複したりするかもしれないが、各回の授業計画として
1.現代宇宙観までの道のり
2.宇宙の起源と現在の姿
3.元素の起源
4.恒星の起源と惑星の起源
5.太陽系と系外惑星
6.地球と人間
7.学習成果の確認
とする予定である。

<成績評価方法>
期末試験の成績をもとに理解度を評価する。
各トピックスについて学生各人が十分理解し、自分の言葉で他人に説明できるようになっていることが講義の目的であり、学生に知識の暗記を求めるものではない。
従って試験は記述式とし、自筆自作のノートの持ち込みを許可する。
但し上記の通り、学生個人個人が各トピックスを自身で理解したうえで自分の言葉で物事を説明できるようになっていることを求めているので、単なる参考書の丸写しや他人のノートの丸写しと判断される回答については厳しく採点するので注意すること。

<教科書>
特に指定しないが、下記参考書をもとに講義をすすめる。
代わりに適宜資料を配布する。

<参考書>
「シリーズ現代の天文学I・人類の住む宇宙」岡村定矩・池内了・海部宣男・佐藤勝彦・永原裕子[編]:日本評論社

<オフィスアワー>
【前期】水曜の1限〜2限、木曜と土曜の1限〜5限 八王子校舎 総合教育棟1W−332
【後期】火・金・土曜の1限〜5限と水曜3〜5限 八王子校舎 総合教育棟1W−332
ただし、他の講義や実習・実験を担当している時間は不在となります。

メールでの問い合わせにも随時対応します。連絡先は:imaeda.kougakuin@gmail.com になります。
アドレスのスペルに気をつけること。
また、返信は上記gmailのアドレスからになるので、上記アドレスからのメールの着信許可を設定しておくよう気をつけること。

<学生へのメッセージ>
講義中わからなくなったこと、話の展開がわからない点などは、どんな些細なことであっても随時講義を止めて質問することを望みます。
わからないまま次に進んでいっても、急にわかるようになることはあまりありません。
学生からの質問を最優先に講義を進めていきます。


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