2019年度工学院大学 先進工学部環境化学科

環境化学セミナー(Seminar on Environmental Chemistry)[S020]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<授業のねらい>
3年前期までの化学工学や環境化学、材料・エネルギー化学の専門知識の蓄積をふまえ、卒論担当教員ごとに少人数にグループ分けして仮配属を行い、演習や文献調査、論文和訳、調査事項の発表などを行う。このことによって、これまでの知識を整理するとともに、4年次の卒業論文研究のために、また社会人として必要な調査・発表能力を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
3年次前期終了時点で95単位以上を修得し、かつ総合文化科目10単位以上、第U群(b)専門基礎科目の選択必修科目『地球環境工学』『物理化学T』『無機化学T』『有機化学T』『分析化学T』各2単位計10単位にうち8単位以上、『生物化学』『物理化学U』『無機化学U』『有機化学U』『分析化学U』各2単位計10単位にうち6単位以上を修得していること。なおかつ、以下の第V群専門科目A 群の卒業論文着手条件を、3年後期履修により達成可能な場合、受講することが可能である。
@〔A群〕選択必修科目『移動現象』『分離工学』『粉粒体工学』『化学装置設計』各2単位計8単位のうち4単位以上を修得していること。
A〔A群〕選択必修科目『大気環境工学』『水環境工学』『土壌環境工学』『LCAと企業』『環境政策と地域開発』各2単位計10単位のうち6単位以上を修得していること。
B〔A群〕選択必修科目『環境エネルギー工学』『環境材料化学』『高分子材料化学』『材料強度学』『エネルギー装置設計』各2単位計10単位のうち4単位以上を修得していること。

<具体的な到達目標>
・各卒論担当教員の研究内容に必要な基礎知識について理解を深めること。
・各卒論担当教員の研究室での年間の研究活動の概要を理解できること。
・研究論文の構成を理解し、必要とされる適切な論文を検索し入手できること。
・各卒論担当教員から出される課題について調査を行い、適切な体裁でレポートとしてまとめて報告できること。

<授業計画及び準備学習>
1.研究室紹介
 準備:希望を検討している研究室の大学のウェブページに目を通しておくこと。
2.研究室見学
 準備:研究室公開の時間帯および場所等を確認しておくこと。
3.研究室への仮配属
 準備:希望する研究室候補をあらかじめ決めておくこと。 
4.研究論文の概要および論文探索法
 準備:大学の図書館のウェブページの機能を確認しておくこと。 
5.研究課題調査報告T
 準備:信頼できる文献の探索法について再度確認し、課題調査に必要な文献を入手すること。
6.研究課題調査報告U
 準備:パワーポイント等を用いた総括レポートの作成方法を理解しておくこと。
7.学習内容の振り返り
 準備:事前に総括レポートの内容を指導教員にチェックしてもらい、専門用語等の定義や意味を事前に調べておくこと。

<成績評価方法>
各研究室担当者から課された演習やレポート、プレゼンテーションなどにより、最終評価として6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書無し

<参考書>
指定参考書無し

<オフィスアワー>
仮配属の決定時に各卒論担当教員からオフィスアワー等に関する情報の指示がある。
原則セミナーの後に各教場で。事前にメール等で担当教員に連絡を入れることが望ましい。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2019 Kogakuin University. All Rights Reserved.