2019年度工学院大学 先進工学部環境化学科

装置設計演習(Practice of Equipment Design)[3L19]

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1単位
岡田 文雄 特別専任教授  [ 教員業績  JP  EN ]
伊藤 直次 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
並行して開講される「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」の講義内容を深く理解できるようになる。また,基礎的な事項についての計算を中心とした演習により、応用力がつく。電卓を持参すること。

<受講にあたっての前提条件>
「化学装置設計」および「エネルギー装置設計」の講義を受講していること。

<具体的な到達目標>
授業で出題される演習問題に自力で解答できるようになること。

<授業計画及び準備学習>
「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」について,隔週で交互に演習を実施する。
以下、Cは化学装置設計、Eはエネルギー装置設計の講義についての演習を表す。

1. ( 9月18日): (C) 化学量論、反応熱 
2. ( 9月25日): (E) 耐食材料の選定と同材料使用に際しての課題
3. (10月 2日): (C) 反応温度と反応速度定数の関係
4. (10月 9日): (E) 圧力容器設計のための材料力学の基礎知識
5. (10月16日): (C) 反応速度式と一次反応
6. (10月23日): (E) 薄肉容器の構造設計のための基礎式
☆ 10月30日は補講日のため休講
7. (11月 6日): (C) 反応温度と反応速度との関係
8. (11月13日): (E) 浮き屋根貯槽の側板の肉厚決定と構造設計
9. (11月20日): (C) 二次反応
10.(11月27日): (E) 熱交換器の機能設計:伝熱面積の算出と熱交寸法の決定
11.(12月 4日): (C) 並列反応と逐次反応
12.(12月11日): (E) 熱交換器の詳細設計:総括伝熱係数の確認と摩擦損失の算出
13.(12月18日): (C) 連続槽型・連続多槽型反応器の設計

【実務経験のある教員による授業科目】
石油精製及び石油化学メーカーの現場での勤務経験を活かして、化学工学の基本的な知識と解析方法
並びに装置設計方法の考え方について講義する。

<成績評価方法>
「化学装置設計」の演習を7回、「エネルギー装置設計」の演習を6回行ない、計10回以上の出席が修得の必要条件。演習問題の成績及び「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」の成績を総合的に評価し,60点以上の者に単位を与える。

<教科書>
「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」の講義資料及び指定教科書

<参考書>
「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」の指定参考書

<オフィスアワー>
授業終了後17:20-18:00の間19階1918室(岡田居室)にて質問等を受け付けます。

<学生へのメッセージ>
選択科目ですが,「化学装置設計」と「エネルギー装置設計」に合格するための必須科目と考えてください。


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