2019年度工学院大学 先進工学部環境化学科
環境化学特別講義(Topics of Environmental Chemistry)[1L14]
1単位 並木 則和 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- これまでに学んできた種々の基礎的な専門知識が、おもに企業の製造・開発部門でどのように展開されているか、毎回分野の異なる第一線の技術者の授業を通して、工業技術の役割を具体的に理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特にありませんが、準備学習を提示された場合には予習をすること。
- <具体的な到達目標>
- ・講義で聴いた内容を理解して、その内容をA4紙1〜2枚程度にまとめることができる。
・大学で学習する専門科目の内容が、実際に企業活動等で応用する場面でどのように用いられるのかを理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 化学工業プロセス技術や環境保全技術、省エネルギー技術、廃棄物処理技術などの技術とそれらの技術を支える材料の開発についての最近の動向を、卒業生を含む複数の技術者によってトピックス的に7回程度の外部招待講師による講義を予定している。
1〜8.外部招待講師による特別講義 準備学習:必要な場合には、その講義の1週間前に19階に掲示するので確認して実行すること。 9.学習内容の振り返り 準備学習:今まで聴講した講演に関する感想や意見等をまとめておくこと。 <昨年度の講演例> ・膜を用いた水処理技術 ・企業の環境対応とエコマーク・LCAの役割 ・近年の喫煙環境と分煙への取り組み ・有機エレクトロニクスによる未来開拓と若手人材の育成 ・“品質保証” あなたはどのように考える? 〜更なる顧客満足向上のために私たちがやるべきことを考える〜 " ・今も進化を続ける化学繊維〜環境問題に貢献する炭素繊維複合材料の技術・事業開発を中心に〜" ・ものづくりに貢献する建築設備と化学工学の関わり ・企業での研究開発事例〜EVされど燃料電池車&QSAR〜 【実務経験のある教員による授業】 実際に企業に勤務されている方を講師として招聘し、オムニバス形式で各講師が自分のこれまでの勤務経験を活かして、環境やエネルギーに関する最新の技術開発の事例について講義する。
- <成績評価方法>
- 6回以上の講義を聴講することが義務付けられており、出席システムで確認できない場合は、受講放棄とする。聴講した講義で与えられた課題に関するレポートを提出する。講義に出席しないで、作成したレポートは無視されるので注意すること。
提出されたレポートを各講師が採点し(100点満点)、それらの平均点から6段階のGrade(A+、 A、 B、 C、 D、 F)で評価し、D以上の者に単位を認める。なお、7回以上出席してレポート提出した場合には、加点調整することがある。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 月曜日 17:30〜18:00 新宿校舎 19階A1975室
E-mail:nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 3年前期までの講義で学んだ種々の専門知識が、産業界の最新の技術とどのように結びつくかのイメージおよび卒業後の技術者としての仕事の概要を知ることができます。また,OBやOG,所属教員共同研究を行っている方が講師を担当していますので、就職活動等に関する有用な情報を得る機会にもなると思いますので是非受講を薦めます。
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