2019年度工学院大学 先進工学部環境化学科

高分子材料化学(Chemistry of Polymeric Materials)[1H31]

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2単位
赤松 憲樹 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
高分子材料は現代の我々の生活に欠くことのできないものであり,また我々が直面している環境問題・エネルギー問題に資する高分子材料の研究開発が盛んに行われている.本講義では高分子の合成反応・構造・物性評価法を学ぶ.また環境保全を目的に開発・使用されている高分子材料など,高分子材料開発に関する最新のトピックスを解説し,高分子材料に対する理解を深める.

<受講にあたっての前提条件>
物理化学I,物理化学II,有機化学I,有機化学IIを履修していることが望ましい.

<具体的な到達目標>
・高分子の種類や特徴を理解し,説明できる
・高分子合成法および反応論を修得し,説明できる
・高分子および高分子溶液の性質を修得し,説明できる
・高分子材料開発の最前線を学び,高分子材料が環境問題に多大な貢献をしていることを理解する

<授業計画及び準備学習>
1. 高分子の特徴・高分子材料
 準備学習:有機化合物命名法の復習をしておくこと
2. 高分子の構造・分子量
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
3. 高分子鎖の特性
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
4. 高分子溶液の性質
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
5. 高分子生成反応(1)重縮合・付加重合
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
6. 高分子生成反応(2)ラジカル重合
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
7. 高分子生成反応(3)ラジカル共重合
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
8. 高分子生成反応(4)カチオン重合・アニオン重合・配位重合・リビング重合
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
9. 高分子の力学的性質
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
10. 高分子の熱的性質
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
11. 生分解性高分子,高分子材料のリサイクル
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
12. 環境浄化・保全に貢献する高分子材料
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
13. クリーンエネルギーシステムに貢献する高分子材料
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと
14. 学習内容の振り返り
 準備学習:ノートを利用し、復習をしておくこと

<成績評価方法>
試験(定期試験期間に実施予定)により評価する.6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し,D以上の者を合格とする.

<教科書>
毎回,プリントを配布する.

<参考書>
『基礎高分子科学』高分子学会編,東京化学同人

<オフィスアワー>
月曜日 12時50分〜13時40分 (A1973号室)

<学生へのメッセージ>
集中して授業に臨み,しっかり復習をしてください.


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