2019年度工学院大学 先進工学部応用化学科
△生物化学III(Biological Chemistry III)[2G33]
2単位 杉山 健二郎 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 生物化学Tと生物化学Uで学んだ内容を踏まえ、生体内で起きている物質の合成・分解反応(代謝)を理解する。特に、糖質、脂質、窒素、および核酸の代謝を理解し、生体内ではそれらが相互に関わりあっていることを学ぶ。また、それらに関連して、光合成や窒素固定、窒素同化の仕組みを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 生物化学Tおよび生物化学Uを受講していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- (1)生体内で起きている同化反応と異化反応を理解できる。
(2)糖質代謝、脂質代謝、エネルギー代謝、窒素代謝、および核酸代謝の概要を理解できる。 (3)光合成、窒素固定、および窒素同化の仕組みを理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 代謝概説
準備学習:教科書286〜297ページを通読しておく 2. 糖質の代謝 準備学習:「生物化学U」で習った解糖系、クエン酸サイクル、糖新生の概要を整理しておく 3. 脂質の代謝,脂質の消化と吸収 準備学習:教科書428〜432ページを通読しておく 4. 脂肪酸の酸化 準備学習:教科書432〜442ページを通読しておく 5. 脂肪酸の生合成と代謝調節 準備学習:教科書443〜451ページを通読しておく 6. 光合成−明反応 準備学習:教科書408〜419ページを通読しておく 7. 光合成−暗反応 準備学習:教科書419〜425ページを通読しておく 8. アミノ酸の代謝,タンパク分解 準備学習:教科書464〜482ページを通読しておく 9. アミノ酸の分解 準備学習:教科書473〜482ページを通読しておく 10. アミノ酸の生合成 準備学習:教科書483〜490ページを通読しておく 11. 窒素固定 準備学習:教科書494〜498ページを通読しておく 12. 核酸の化学 準備学習:教科書25〜30ページを通読しておく 13. 核酸と遺伝 準備学習:教科書30〜45ページを通読しておく 14. 学習内容の振り返り 準備学習:定期試験で解けなかった問題の解き方を考えておく
- <成績評価方法>
- 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。試験期間に授業内容すべてを範囲とする学期末試験を実施する。A+〜Fの6段階評価でD以上を合格とする。
- <教科書>
- ヴォート「基礎生化学第4版」田宮他訳(東京化学同人)
- <参考書>
- テイツ・ザイガー「植物生理学第3版」(培風館)
- <オフィスアワー>
- 火曜日15:30〜17:00 八王子校舎17号館206号室(食品化学工学研究室)
簡単な質問は授業後の教室でも受け付ける
- <学生へのメッセージ>
- 疑問点があれば積極的に質問してください。
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