2019年度工学院大学 情報学部システム数理学科

情報処理技術基礎論(k)[4K23]

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2単位
田邉 正雄 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
情報技術者として必須な基本的な知識(情報処理、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、業務知識)を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。ただし、情報技術者を目指す自覚を持って意欲的に取り組むこと。

<具体的な到達目標>
ハードウェア・ソフトウェアの基本知識を身につけている。
ネットワーク・データベースの基本知識を身につけている。
情報セキュリティ・業務知識について基本的な用語を知っている。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンスとハードウェア(CPU、記憶素子、補助記憶装置、入出力装置、入出力インタフェース)
2. ソフトウェア(ジョブ管理、ファイル管理、プログラム)
3. 情報の基礎理論(基数変換、補数、浮動小数点、誤差、シフト演算)
4. 情報の基礎理論(オートマトン、論理回路、加算器)
5. データ構造とアルゴリズム(アルゴリズム、配列、リスト構造)
6. システムの構成と方式(処理形態、高信頼化、稼働率)
7. システム開発技術と監査(システム企画、システム開発手法、モジュール分割)
8. システム開発技術と監査(オブジェクト指向、テスト手法、工程管理)
9. ネットワーク技術(OSI参照モデル、IPアドレス、LAN)
10. データベース技術(関係データベース、正規化、排他制御)
11. データベース技術(バックアップとデータベース復旧、SQL)
12. 情報セキュリティ(マルウェア、暗号化方式、ネットワークセキュリティ)
13. 情報化と経営(関連法規、QC七つ道具、OR)
14. 振り返り
1.から13.までの準備学習として教科書の該当する章を熟読すること。14.の準備学習として、1.から13.までの内容及び試験問題を振り返っておくこと。

<成績評価方法>
試験期間に実施する定期試験100%。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
栢木 厚著、平成31/01年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室、技術評論社

<参考書>
特に指定しない。

<オフィスアワー>
木曜17:20〜18:00(受付終了)、教員控室にて。

<学生へのメッセージ>
学則第17条にあるとおり、「情報処理技術基礎論」の2単位を取得するためには、講義と準備学習を合わせて毎週6時間の学習が必要です。教科書をよく予習するとともに、関連する書籍を1冊購入し徹底して読みこなすこと。今日の頑張りが情報技術者としての未来を開きます。


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