2019年度工学院大学 情報学部システム数理学科
△マーケティング概論(k)[3D18]
2単位 赤井 俊一 非常勤講師
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ◎ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- ビジネス環境が大きく変化する中で、組織経営におけるマーケティングの重要性はますます高まっている。マーケティングとは、自らの事業をどう捉え、市場をどのように見つめ、自社をどう位置づけ、どのような戦略に基づいて顧客とコミュニケーションするかを考え実行することである。本授業では、その基本ノウハウと戦略(ブランド戦略、新商品開発戦略など)、発想法等を、フレームや事例を交えて習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
ただし、自らが興味を持っている企業や商品を1〜2つ選んでおく。そのマーケティング戦略の概要を自分なりに調べる、あるいは知りたいこと/学びたいことを整理しておく。
- <具体的な到達目標>
- 組織経営におけるマーケティングの重要性を理解するとともに、市場や消費者に向き合うマーケティングマインドのあるエンジニア、あるいは左脳と右脳の両方で考えられるストラテジック・プランナーとして、事業/商品/ブランドの開発や戦略立案などの活動に臨むことができるようになる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 ガイダンス マーケティングとは
第2回 思考・発想の枠組み@(マーケティング・コミュニケーション戦略の思考法) - 準備学習:「戦略」とは何か、自分なりの意見ができるよう調べておくこと 第3回 事業定義と市場環境分析 - 準備学習:自ら選んだ企業の事業定義について自分なりに調べておくこと 第4回 STP@(セグメンテーション/ターゲティング) - 準備学習:前回授業内で指示する 第5回 STPA(ターゲティング/ポジショニング) - 準備学習:前回授業内で指示する 第6回 マーケティングミックス(4P) - 準備学習:前回授業内で指示する 第7回 学習成果の確認(中間試験) 第8回 ブランド戦略@(ブランド価値とビジョン策定) - 準備学習:自ら選んだ企業・商品のブランディングとは何かを自分なりに調べておくこと 第9回 ブランド戦略A(ブランド体験/戦略類型) - 準備学習:自ら選んだ企業・商品とその顧客(もしくは自分)との接点を調べておくこと 第10回 新商品開発戦略(マーケティング視点からのアプローチ) - 準備学習:前回授業内で指示する 第11回 広告コミュニケーション(キャンペーン/広告話法) - 準備学習:自ら選んだ企業・商品の広告について調べておくこと 第12回 思考・発想の枠組みA(コンサルティングファームの思考法) - 準備学習:前回授業内で指示する 第13回 グループワークと発表 第14回 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- ウエイトは中間試験50%、グループワーク発表50%
A+からFの6段階評価でD以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
講師のレジュメを使用する
- <参考書>
- コトラー&ケラーのマーケティングマネジメント 丸善出版
マーケティング 恩蔵直人 日本経済新聞社 ブランド論 D.A.アーカー ダイヤモンド社 その他各回の授業で指示する
- <オフィスアワー>
- メールで随時受付(sakai@dentsuconsulting.com)
- <学生へのメッセージ>
- 本授業は、鞄d通 兼 鞄d通コンサルティングの現役ディレクターが担当します。マーケティングは、左脳と右脳、科学とアートの交点にある仕事です。その意義と面白さをぜひ学んでいただきたいと思います。
- <備 考>
- 講義を中心に進めますが、理解を深めるために授業内課題も併用していく予定です。また、授業の進捗状況に合わせて各回の順序と内容を微修正することがあります。
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