2019年度工学院大学 情報学部システム数理学科
△教育学A(Pedagogy A)[1A07]
2単位 前田 麦穂 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 本授業の目的は、現代の教育問題を理解するために必要な基礎知識を修得し、主に教育社会学のアプローチから考察を行う視点を獲得することである。
授業ではまず、学校教育に関する具体的な題材を通して、現代の教育問題・教育事象を理解するのに必要な基礎知識を修得する。その上で、教育と社会の関わりを踏まえながら、学校教育の様々な側面の考察を行う。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特にありません。教員免許状取得を目指していない人の履修も歓迎します。
- <具体的な到達目標>
- 1)現代の教育問題・教育事象を理解するのに必要な基礎知識を習得する。
2)グループワークを通して、意見の相違を踏まえた発展的議論ができる。 3)現代の教育問題・教育事象について、学修した内容と結びつけてとらえ直す視点を持てる。
- <授業計画及び準備学習>
- 【授業計画】
第1回 ガイダンス 第2回 教育とは何か 第3回 いじめ 第4回 不登校 第5回 学級崩壊 第6回 少年非行 第7回 友人関係 第8回 学力問題 第9回 就職 第10回 ジェンダー 第11回 外国人 第12回 教師 第13回 家族/学歴 第14回 学習成果の振り返り、教場レポートの作成
【準備学習】 ・事前に教科書の該当章を読んでおくこと。 ・事前にオンラインシステムから授業資料をダウンロード・印刷し、目を通しておくこと。
【授業方法】 ・履修者同士の対話を重視した、参加型の授業を中心に進める。毎回の授業ではグループワークにより、履修者相互の意見交換と議論を行う。 ・グループワークに必要な基礎知識を修得するため、教科書を使用した学修も並行して行う。 ・授業資料は、前日までにオンラインシステム上にアップロードする。各自印刷して授業に持参すること。 ・毎回の授業後には、グループワークの課題に関する小レポート(120字〜200字程度)をオンラインシステムから提出する。
- <成績評価方法>
- ・@グループワークの課題に関する小レポート(5点満点×12回=60点)、A中間レポート(10点)、B期末に実施する教場レポート(30点)により成績評価(100点満点)を行う。
・小レポートを8回以上提出しなかった場合、期末レポートの提出を認めない。
- <教科書>
- 須藤康介, 2017, 『教育問題の「常識」を問い直す―いじめ・不登校から家族・学歴まで―』明星大学出版部. (税込1,944円)
- <参考書>
- テーマごとに、授業時間内に紹介します。
- <オフィスアワー>
- 授業前後に授業教室内で対応します。
- <学生へのメッセージ>
- この授業では毎回グループワークと小レポートがありますが、苦労する分だけ実り多い学修経験がついてくるはずです。一緒にがんばりましょう。
- <備 考>
- ・履修にあたっての重要事項は初回のガイダンスで説明するので、初回授業には必ず出席してください。
・初回ガイダンスの資料、第1回〜第2回授業の資料は、前日までにキューポートの「共有フォルダ」(510大学学生フォルダ>100授業>08教材配布)にアップロードします。各自ダウンロード・印刷して持参してください。 ・上記の事項は変更する場合がありますが、その際は授業で告知します。
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