○Basic Academic English I[2D13]

＜学位授与の方針＞

○	1. 基礎知識の習得
	2. 専門分野知識の習得
◎	3. 汎用的問題解決技能
	4. 道徳的態度と社会性

＜授業のねらい＞

本科目は、４技能（listening, speaking, reading, writing）すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としているが、授業では主として、英語でたくさんのoutputを行う活動(speaking, writing)に重点をおく。具体的には、グローバル化が進む現代社会に対応するために知っておくべきトピックに関する記事を読み、その内容について自身の意見を表現するために必要な語彙、文法、構文を習得し、構成力や客観的見解の表現方法を習得する。

＜受講にあたっての前提条件＞

英語の語彙・文法について、高等学校までおよびBasic English I/II・Basic Communication I/IIで学んだ内容を理解していること。本来身についているべき学力が不足する学生に対しては、学習支援センターにて正課外で支援を受け、不足を補うこと。

＜具体的な到達目標＞

やさしめの雑誌記事や新聞の社説などを読み、その内容について自身の意見を表現するために必要な語彙、文法、構文を習得する。英語で250語程度の小論文（エッセイ・ライティング）を50分間程度で作成できるようになる。

＜授業計画及び準備学習＞

1つのトピックを2週間で扱い、毎時限、Reading教材またはWatching 教材に取り組む。
1週目はReading教材を読み、その内容理解を行い、それについてwriting課題を完成させる。2週目は前回のReading教材と関連する小テストを行い、採点・解説を行った後、1週目のwriting課題の返却とフィードバック、リライトを行う。

１）イントロダクション（予習復習の仕方、授業の進め方の説明など）
準備学習：シラバスを読んでおく。

２）Unit 1 日本のアニメについて読んで、書く。
準備学習：高等学校までに学習した内容を復習しておく。

３）Unit 1 日本のアニメについて書き直し、関連表現を学ぶ。
準備学習：前時の復習（小テストの準備）

４）Unit 2 海外留学について読んで、書く。
準備学習：前時の復習（Writing課題の復習）

５）Unit 2 海外留学について書き直し、関連表現を学ぶ。
準備学習：前時の復習（小テストの準備）

６）Unit 3 グローバリゼーションについて読んで、書く。
準備学習：前時の復習（Writing課題の復習）

７）Unit 3 グローバリゼーションについて書き直し、関連表現を学ぶ。
準備学習：前時の復習（小テストの準備）

８）Unit 4 パラリンピックについて読んで、書く。
準備学習：前時の復習（Writing課題の復習）

９）Unit 4 パラリンピックについて書き直し、関連表現を学ぶ。
準備学習：前時の復習（小テストの準備、Writing課題の復習）

10）Unit 5 AIについて読んで、書く。
準備学習：前時の復習（Writing課題の復習）

11）Unit 5 AIについて書き直し、関連表現を学ぶ。
準備学習：前時の復習（小テストの準備、Writing課題の復習）

12）Unit 6英語教育について読んで、書く。
準備学習：前時の復習（Writing課題の復習）

13）Unit 6 英語教育について書き直し、関連表現を学ぶ。Academic Writingの復習を行う。
準備学習：前時の復習（小テストの準備、Writing課題の復習）

試験期間：　統一試験

14) 学習成果の振り返り
準備学習：前回までの総復習を行う。

＜成績評価方法＞

成績評価＝学期末に行う統一試験（40％）＋授業内の課題（60％）とする。授業内の課題（60％）
の内訳は、授業内で行う Readingテスト（30％）＋ Writing課題（30％）とする。
ただし、授業態度が著しく悪い学生については、その根拠を明確にしたうえで、担当教員の判断により、不合格（F）または未履修（×）と評価される場合がある。

＜教科書＞

監修：和田朋子、執筆：山田朋美、秋本隆之、菊池かおり『Basic Academic English I/II【改訂版】』成美堂、2019。

＜参考書＞

講師が適宜プリント等を用意する。
辞書を必ず毎回持参すること。

＜オフィスアワー＞

授業の前後、教室にて