2019年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

教育学A(Pedagogy A)[1D04]

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2単位
前田 麦穂 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
 本授業の目的は、現代の教育問題を理解するために必要な基礎知識を修得し、主に教育社会学のアプローチから考察を行う視点を獲得することである。
 授業ではまず、学校教育に関する具体的な題材を通して、現代の教育問題・教育事象を理解するのに必要な基礎知識を修得する。その上で、教育と社会の関わりを踏まえながら、学校教育の様々な側面の考察を行う。

<受講にあたっての前提条件>
特にありません。教員免許状取得を目指していない人の履修も歓迎します。

<具体的な到達目標>
1)現代の教育問題・教育事象を理解するのに必要な基礎知識を習得する。
2)グループワークを通して、意見の相違を踏まえた発展的議論ができる。
3)現代の教育問題・教育事象について、学修した内容と結びつけてとらえ直す視点を持てる。

<授業計画及び準備学習>
【授業計画】
 第1回 ガイダンス
 第2回 教育とは何か
 第3回 いじめ
 第4回 不登校
 第5回 学級崩壊
 第6回 少年非行
 第7回 友人関係
 第8回 学力問題
 第9回 就職
 第10回 ジェンダー
 第11回 外国人
 第12回 教師
 第13回 家族/学歴
 第14回 学習成果の振り返り、教場レポートの作成

【準備学習】
・事前に教科書の該当章を読んでおくこと。
・事前にオンラインシステムから授業資料をダウンロード・印刷し、目を通しておくこと。

【授業方法】
・履修者同士の対話を重視した、参加型の授業を中心に進める。毎回の授業ではグループワークにより、履修者相互の意見交換と議論を行う。
・グループワークに必要な基礎知識を修得するため、教科書を使用した学修も並行して行う。
・授業資料は、前日までにオンラインシステム上にアップロードする。各自印刷して授業に持参すること。
・毎回の授業後には、グループワークの課題に関する小レポート(120字〜200字程度)をオンラインシステムから提出する。

<成績評価方法>
・@グループワークの課題に関する小レポート(5点満点×12回=60点)、A中間レポート(10点)、B期末に実施する教場レポート(30点)により成績評価(100点満点)を行う。
・小レポートを8回以上提出しなかった場合、期末レポートの提出を認めない。

<教科書>
須藤康介, 2017, 『教育問題の「常識」を問い直す―いじめ・不登校から家族・学歴まで―』明星大学出版部. (税込1,944円)

<参考書>
テーマごとに、授業時間内に紹介します。

<オフィスアワー>
授業前後に授業教室内で対応します。

<学生へのメッセージ>
 この授業では毎回グループワークと小レポートがありますが、苦労する分だけ実り多い学修経験がついてくるはずです。一緒にがんばりましょう。

<備 考>
・履修にあたっての重要事項は初回のガイダンスで説明するので、初回授業には必ず出席してください。
・初回ガイダンスの資料、第1回〜第2回授業の資料は、前日までにキューポートの「共有フォルダ」(510大学学生フォルダ>100授業>08教材配布)にアップロードします。各自ダウンロード・印刷して持参してください。
・上記の事項は変更する場合がありますが、その際は授業で告知します。


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