2019年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
△オブジェクト指向プログラミング(Object-oriented Programming)[2B11]
2単位 雨車 和憲 助教
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- Javaによるプログラミングができるようなる
Javaプログラミングを通し、オブジェクト指向プログラミングの概念を理解する
- <受講にあたっての前提条件>
- 「オブジェクト指向プログラミング」と「オブジェクト指向・演習」の両方を同時に履修すること。
- <具体的な到達目標>
- Javaによるプログラミング
オブジェクト指向の基本的な概念の理解
- <授業計画及び準備学習>
- 01: Javaの基本
プログラムの実行、式、演算子
02: 処理の流れを操り同種のデータを扱う 条件分岐、繰返し、配列
03: 処理のまとめ方 メソッド
04: 複数人で開発するための仕組 クラス、ソースファイル分割、パッケージ、名前空間、API
05: オブジェクト指向事始め、雛形としてのコード オブジェクト指向の効果と本質、クラス定義
06: 処理のための実体、実体の目印と初期化 インスタンス、参照、コンストラクタ
07: データの隠蔽 static、アクセス制御、アクセサ
08: 仕様変更に対応するための仕組 継承
09: 知識確認課題、継承のあれこれ is-a、抽象クラス
10: 共通の処理や命令が使えるようにする インターフェース、多態性
11: 多態性のメリット、日付の処理 クラスのキャスト、java.util.Date
12: 知識確認課題、標準機能の紹介、不測の事態への対応 java.lang.Object、ラッパークラス、例外
13: 例外に関する処理 チェック例外、try-catch、例外の生成
14: 学習内容の振返り
- <成績評価方法>
- 定期試験を実施し、Grade D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 中山清喬, 国本大悟「スッキリわかる Java 入門 第2版」 株式会社インプレス
- <参考書>
- 高橋麻奈「やさしいJava」SBクリエイティブ
- <オフィスアワー>
- 月曜13:40-14:40、A1517
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