2019年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

オブジェクト指向プログラミング(Object-oriented Programming)[2B11]

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2単位
雨車 和憲 助教  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
Javaによるプログラミングができるようなる
Javaプログラミングを通し、オブジェクト指向プログラミングの概念を理解する

<受講にあたっての前提条件>
「オブジェクト指向プログラミング」と「オブジェクト指向・演習」の両方を同時に履修すること。

<具体的な到達目標>
Javaによるプログラミング
オブジェクト指向の基本的な概念の理解

<授業計画及び準備学習>
01: Javaの基本
  プログラムの実行、式、演算子

02: 処理の流れを操り同種のデータを扱う
  条件分岐、繰返し、配列

03: 処理のまとめ方
  メソッド

04: 複数人で開発するための仕組
  クラス、ソースファイル分割、パッケージ、名前空間、API

05: オブジェクト指向事始め、雛形としてのコード
  オブジェクト指向の効果と本質、クラス定義

06: 処理のための実体、実体の目印と初期化
  インスタンス、参照、コンストラクタ

07: データの隠蔽
  static、アクセス制御、アクセサ

08: 仕様変更に対応するための仕組
  継承

09: 知識確認課題、継承のあれこれ
  is-a、抽象クラス

10: 共通の処理や命令が使えるようにする
  インターフェース、多態性

11: 多態性のメリット、日付の処理
  クラスのキャスト、java.util.Date

12: 知識確認課題、標準機能の紹介、不測の事態への対応
  java.lang.Object、ラッパークラス、例外

13: 例外に関する処理
  チェック例外、try-catch、例外の生成

14: 学習内容の振返り

<成績評価方法>
定期試験を実施し、Grade D以上の者に単位を認める。

<教科書>
中山清喬, 国本大悟「スッキリわかる Java 入門 第2版」 株式会社インプレス

<参考書>
高橋麻奈「やさしいJava」SBクリエイティブ

<オフィスアワー>
月曜13:40-14:40、A1517


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